画像提供 : JR東日本
INTERVIEWその技術が、
にぎわいを創る原動力。
高輪ゲートウェイシティ・
ネットワーク構築
システム基盤部
橋本 誠HASHIMOTO Makoto
2022年入社
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システム基盤部
橋本 誠HASHIMOTO Makoto
2022年入社
少年時代から「機械いじり」に没頭。どうすれば、思い通りに動くのか。よりよい性能を発揮するためには、何をすべきか。試行錯誤の日々で得た「ものづくりの力」は、現在の仕事にも大きく活かされている。
少年時代から自分でものをつくり、動かすことが何よりも大好きでした。そんな私は、高校・大学で情報系分野を専攻し、身につけた技術で社会に貢献できるエンジニアになりたいと考えるようになりました。JEISに入社を決めた理由は、電車という交通インフラをはじめ、人々の暮らしに必要不可欠なプロジェクトを多く抱えていたからです。
そして、その決断を後押ししてくれたのは、JEISの人の魅力でした。選考過程で会う人すべてが気さくで、明るく、優しい。「なんで、こんなにいい人ばかりなのか?」と驚いてしまったくらいです。実際に入社してみても、その印象が変わることはありませんでした。技術に対して深い造詣を持ち、困った時には、どんなに忙しくても丁寧に指導してくれる。立場や経験に関わらず、積極的に意見を言うことができる。それだけでなく、その声にしっかりと耳を傾けてくれる。この自由な環境で仕事ができることを心から幸せに感じています。
まさに今担当している、高輪ゲートウェイシティのネットワーク構築プロジェクトがこれまでで最も印象に残る仕事となっています。このプロジェクトは、JR東日本最大規模のまちづくりである高輪ゲートウェイシティの統合ネットワーク構築の支援をしていくというもの。JEISとしても前例のないチャレンジングなプロジェクトです。入社2年目にして、このようなプロジェクトに参画できることは、私にとってこの上ない経験でしたし、社会への影響力の大きさに身が引き締まる想いでした。
ネットワークは、街の根幹を成すものです。そのため、建物の設計が変更されたり、新たな機能や装置が追加されたりすると、その都度、ネットワークの仕様や設計に柔軟な変更が求められることになります。さまざまなパートナー企業とJR東日本の橋渡し役となり、コミュニケーションを深め、プロジェクトを円滑に進めていく……。なじみのない建築業界の常識に戸惑いながらも、「前例のないチャレンジ」を心から楽しんでいるところです。
仕事をする上で、常に心がけているのは、相手を尊重し、心地のよい空気をつくり出すこと。エンジニアの仕事は、技術だけを理解していればいいというものではなく、さまざまな人と一緒になって進めていくものです。円滑なコミュニケーションは雰囲気をよくしてくれますし、相手が気持ちよく仕事ができれば、自分自身も仕事をやりやすくなりますからね。
ひとつは、さまざまな技術に触れる機会に恵まれていることです。高輪ゲートウェイシティのネットワーク構築には、最先端の技術がこれまでにない規模で採用されています。ネットワークエンジニアとしての経験が浅い私にとって、そうした機会は何よりも楽しく、自らの視野が大きく広がっていく感覚を味わえています。卓越した技術を持つ先輩たちと勉強会をしたり、Starlinkを用いた衛星通信を実際の業務で活用できるかを検証したり……。好奇心がくすぐられる日々は、エンジニアにとってなによりの喜びであることは、言うまでもありません。
そして、もうひとつは、社会への影響力を実感できていることです。入社前に思い描いていた仕事ができていることに、大きなやりがいを感じられています。高輪ゲートウェイシティのプロジェクトのゴールはまだ先ですが、無事に開業した時のことを想像すると、どんな苦労も吹き飛んでしまいます。私たちが手がけた施設が、多くの人々でにぎわっている。そんな未来に向かって、さらなるチャレンジを続けていきたいですね。
学生時代に学んだことだけで通用するほど、ICTの世界は甘くありません。大切なのは、過去の経験ではなく、入社後、いかに学んでいくかです。ネットワークの知識を貪欲に吸収し、「すべてを一人で完結できる」一人前のネットワークエンジニアを目指したいですね。
※掲載内容は取材当時のものです。