INTERVIEW

医療情報システム室

SATOH Daisuke

2015年入社

PROFILE

PROFILE

学生時代からプログラミングの世界に没頭。自らの手でIDSなどのアプリケーションを開発するなど、自己研鑽を続けてきた。新潟の豪雪地帯で過ごしていたため、「雪かき」に忙殺される青春だったとも話す。

入社動機を教えてください。入社動機を教えてください。
Q

入社動機を教えてください。

あらゆる業界でICTが必要不可欠な時代。どの分野に自分の強みを持っていくのか。私が選んだのが、「医療情報」でした。他の業界よりも重大な個人情報を扱い、高度なセキュリティが求められる。そんな世界で少年時代から打ち込んだプログラミングの技術を活かしていきたいと考えたのです。JEISを選んだのは、まさにその環境が整っていたから。自らに意志があれば、裁量を与えられる。挑戦の風土も大きな魅力でした。

医療情報システム室における私のミッションは、J R 東京総合病院で稼働する医療情報システムの開発業務に従事し、それらを自らの手で運用保守していくことにあります。扱うシステムは、業務に欠かせない基幹システムから、患者さんの情報を管理する治療支援システムまで実に多様なもの。JR東京総合病院内に開発拠点を置き、お客さまとの距離が近いことも、大きなメリットになっています。

これまで経験したプロジェクトで、印象深いものを教えてください。これまで経験したプロジェクトで、印象深いものを教えてください。
Q

これまで経験したプロジェクトで、
印象深いものを教えてください。

医療の世界に参入してから、まだ歴史が浅いJEIS。私が入社した当時は、システムを利用する医師や病院関係者との間に知識の壁が存在している状況でした。そのため、医療情報学科出身である私が、最重要システムである「電子カルテ」のリプレイスを任されることになったのです。専門的な知識を学んできたとはいえ、まだ入社1年目。言われたときは、上司の顔を“三度見”してしまったくらいです(笑)。

プロジェクトにおいて、何よりも大切にしたのは「ファクトを重視すること」でした。机上で得た知識に頼らず、お客さまの話を積極的に聞き、どのように業務が行われているかをメモする。その積み重ねが、お客さまの満足度向上につながったと自負しています。また、病院のシステムは、開発者の異なる30以上のシステムが絡み合う複雑なもの。それらがなぜ、どのように動いているかを理解しなければ、技術的な解決策を示すこともできません。私は各システムの資料を一つひとつ読み込み、それを改めて可視化し、チーム全体に共有しました。とあるシステムのソースコードに「なぜ動いているか、わからない」とあった時には、心が折れそうになりましたけれど(笑)。システムの世界には、ままあることですからね。

その仕事のやりがいは、どのようなものでしょうか。その仕事のやりがいは、どのようなものでしょうか。
Q

その仕事のやりがいは、
どのようなものでしょうか。

高度な治療を提供し、地域の中心的な役割を担う、基幹病院のシステムを担えること。それ自体が大きなやりがいであり、使命だと思っています。私たちが患者さんに直接向き合うことは、決してありません。けれど、ここで働く医療従事者の皆さんと、同じ場所で、同じ目線で、仕事ができる。ICTのプロフェッショナルとして頼られることが、私にとって何よりの誇りになっているんです。

今後、病院に関わるシステムは飛躍的な進化を遂げることが予測されます。例えば、JR東京総合病院は、地域医療の中心的な役割を果たしていますから、患者さんの紹介をスムーズにし、シームレスな医療を実現する地域連携システムの開発・導入が進んでいくかもしれません。もしかしたら、AIやIoTを駆使した最先端医療システムの実現も、そう遠い未来の話ではないのかもしれません。自らの技術を駆使して、その使命に向き合い、果たす。この業界に、確かな価値を創り出せるエンジニアを目指します。

誰からも頼られる。何でもできる——「SSE」を目指して。誰からも頼られる。何でもできる——「SSE」を目指して。

誰からも頼られる。何でもできる
——「SSE」を目指して。

「誰からも頼られ、何でもできる、スーパーSEになる」。上手くものごとが進まない。正解が見えない。そんな時に、己を奮い立たせるために、つぶやく言葉です。心が折れないようにするおまじないみたいなものですが、「絶対にやり切る」という信念だけは貫いていたいと思っています。

JEIS SNAP PHOTO

  • 何か趣味をと思って、買った一眼レフ。ひどくハマってしまいました。新しいレンズが次から次へと欲しくなる。負のスパイラルに陥っています。

    何か趣味をと思って、買った一眼レフ。ひどくハマってしまいました。新しいレンズが次から次へと欲しくなる。負のスパイラルに陥っています。

  • 終業後は病院の隣にある飲み屋に。以前は、大好きなハイボールを飲み過ぎて、上司からハイボール禁止令を出されました。

    終業後は病院の隣にある飲み屋に。以前は、大好きなハイボールを飲み過ぎて、上司からハイボール禁止令を出されました。

※掲載内容は取材当時のものです。