仕事と人

CROSS TALK

女性社員対談 既存の制度を最大限に活かす姿勢が女性が活躍し続けられる環境を生む

田中 幸乃
経済学部経済学科卒
1998年入社 鉄道システム部
次期競合開発プロジェクト

小林 智子
理学部化学科卒
2003年入社 企業情報システム部
グループビジネスプロジェクト

就職活動時においての「女性の働きやすさ」の位置付け

小林/ 田中さんは、就活をする際に「女性の働きやすさ」という側面をどれくらい重要視していたのですか?

田中/ 実は、就活開始当初は、まったくと言っていいほど考えていなかったかな。でも、時代背景もあったと思うけど、就活を通じて「女性は、結婚・出産で辞めてしまうもの」と考えている会社が多いのだと感じるようになって、それで自然と「男性と同じように働ける環境があるかどうか」という判断基準を持つようになったの。そんななか、内定後にOGの方との面談の機会を設けてくれたのがJEISで、「女性の自分でも、男性同様にバリバリ働いている」と聞いて心強く思い、入社を決意したよ。

小林/ そうなんですね。私も就活当時は実務や事業の内容にフォーカスしていたので、「女性の働きやすさ」はそこまで意識していなかったですね。ただ、ICT業界に興味を抱いてJEISの説明会に参加したところ、女性社員の方が出てきて「女性の働きやすさに配慮した制度が整っている」と話してくださったんです。そういう観点で企業を見ることも大切なのだという気付きを与えてもらった感じです。それは、最終的にJEISを選択する決め手にもなりましたね。

職場全体の理解と協力が、制度を最大限に活かしている

田中/ 実際に働いていると、実務に関しては、やりがい・苦労ともに、男性社員とまったく変わらないと思う。自分が女性であることを意識させられたことはなかったかな。また、産休・育休を私が取得しようとした当時は、所属部署内に前例がなかったけど、それでもスムーズに取得できた。復帰後は、フレックスタイム制勤務を利用して1時間早く出社して1時間早く退社するというパターンで働いていたの。

小林/ 私も田中さんと同じです。2〜3名のチームで業務にあたっていたので、休みに入る前の引き継ぎもスムーズでした。また、田中さんのような諸先輩方がフレックスタイム制勤務の活用例をつくってくださっていたので、復帰後も無理なく働けました。単に制度が整っているというだけでなく、職場の人たちが理解・協力してくださる風土が根付いていると感じます。そのおかげで、2人目も安心して産むことができました。

田中/ 本当にそうだよね。実は、私の復帰のタイミングは、部署全体が多忙になる時期だったんだけど、それでも乗り切れたのは周囲の協力と理解があったから。学生時代の友人のなかには「制度自体はあるものの、実際には産休・育休をとれる雰囲気にない」という人もいたので、そんな意味でも、私たちは恵まれているのだと思う。

子育てと仕事を両立させるうえでの大切なポイントとは

小林/ ただ、制度や周囲の理解があるからといって、そこに甘えてばかりではいけないと思います。特に子どもが小さいうちは、前触れなしに具合が悪くなることも多いので、急に休むことになったり、早退することになったりという事態が避けられません。質問・確認・依頼など、単独では処理できない業務を優先して早め早めに動く、出先からでも対応できるように仕事を整理しておくといった工夫が必要ですね。

田中/ 事前に相談しておくことも大切だと思う。私は、結婚した時に、上司に「子どもができたら退職しようと思っています」と打ち明けたことがあるの。「実際に妊娠したときに、周囲の状況を見てから判断すればいい」と言っていただけたけど、おそらく、上司は私が抜けた場合の対処法を頭の中でシミュレーションしてくださったはず。だから、前例がないなかで産休・育休をとらせてもらっても大きなトラブルが発生しなかったのだと思う。また、職場復帰して半年後に子どもが入院したのだけど、私、夫、私の母、夫の母の4人が協力することで乗り切れた。これがモデルケースになって、どのように力を合わせればいいか、みんなで共有することができたの。私の場合は意図せずに物事がいい方向に転がった感じだけど、事前に相談・想定しておくことで、かなり負荷を減らせると思う。

小林/ 確かに、家族の協力は絶対に欠かせないですよね。私の場合は、特に母親に甘えることが多いのですが、いつかは恩返しをしなくてはいけないと思っています。JEISに限らず、今後の企業の課題だと思いますが、高齢になった親のケアと仕事の両立も必要になってくるはず。将来を見据えた準備は、本当に大切だと思いますね。

長く働き続けるためには本当に好きな仕事を選ぶこと

小林/ いくら制度が整っていて周囲の協力があっても、子育てと仕事の両立にはやはり負荷がかかります。私が仕事を続けるモチベーションになっているのは、「大変さを乗り越えてでもやりたい」と思えるだけの達成感を味わえるからです。私は、結果的にJEISに入社できて幸運でしたが、就活時を振り返ってみると、業界や企業の選択肢を最初から狭めてしまったという反省があります。学生のみなさんには、できるだけ幅広く業界や企業を見て、そのなかからベストだと思えるような会社・仕事を見つけていただきたいですね。

田中/ 出産を機に辞めようと思ったこともあったと話したけど、結局働き続けているのは、やりがいも苦労も含めて、仕事が自分を成長させてくれることを感じているから。そういう意味では、学生のみなさんにも、働くことの意義を見出してもらいたいな。私の場合、就活当初は出版業界も視野に入れていたけど、その思いの本質は「つくる」という点にあると気づいて、途中からSEも選択肢に入れたの。とことん考え抜いた末の選択であれば、自分でも必ず納得できるはず。学生のみなさん、ぜひ「自分がやりたいこと」を突き詰めて考えてみてください。

 
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